リフォーム産業新聞が毎年発表する業種別リフォーム売上ランキング。
2020年のハウスメーカーリフォーム売上部門は不動産・新築を手掛ける大和ハウスグループの大和ハウスリフォームが積水ハウスリフォームに次いで2位となりました。
大和ハウスリフォームは住まいを心地よいカタチに進化させる『Heart One Reform』というコンセプトの元に大和ハウスで建てられた家だけではなく他社建築の家もリフォームを行っています。

大和ハウスリフォームとは
2013年に大和ハウス工業のリフォーム事業部と同社の完全子会社でリフォーム事業を営んでいたダイワハウス・リニュー株式会社が合併して、新たに大和ハウスリフォームとして事業を開始しました。

大和ハウスリフォームの価格目安
ホームページか資料請求をするとリフォーム箇所ごとの参考価格が詳しく記載されています。
ハウスメーカーのリフォーム会社なので全体的に高めですが高すぎるということはありません。
積水ハウスリフォーム同様 新築だけでなくリフォーム・リノベーションもこれから重要になってくると考えられているので、ハウスメーカーだからできる適正な価格で適正な工事をコンセプトにOB客中心に提案しています。
積水ハウスリフォームに比べてパッケージの商品など特に掲載していないので参考価格はあるものの不透明でわかりにくい。
OB客中心の提案営業で売り上げをあげているので特にホームページやチラシを充実させる必要はないのでしょうが、リフォームを始めようと考え始めた人はまずホームページ等で情報収集をすると思うので、もう少しわかりやすくしてほしいものです。
大和ハウスリフォームの特徴
大和ハウスリフォームは以下の特徴を売りにしています。
特徴を詳しく見ていきます。
①インスペクション
大和ハウスリフォームではインスペクション(住宅診断)を元にそのとき必要と考えられる部分のリフォームを提案しながら、家族が長く快適に過ごせる住まいを提供しています。
②リフォームサロン
神奈川・大阪・兵庫しかまだありませんがリフォーム・リノベーション専用のショールームがあります。
今後も全国に広げていく予定とのことです。
③充実した実例集
ホームページでも実例集を見ることができますが、資料請求をするとリフォームガイドから実例集まで幅広く揃っています。
大和ハウスの外壁塗装
ダイワハウスの外壁材にはサイディングが主に使われていますが、ほかのハウスメーカーとの違いはその厚さです。
通常14㎜程度の厚さのサイディングを使用するところが多いのですが、ダイワハウスでは16㎜~26㎜のものが使用されています。
厚みが厚いことで耐火性も向上しますし防音断熱効果も上がりますが、リフォームで塗装をする時も注意が必要です。
シーリングの打ち替え
外壁サイディングが厚いことによってコーキング(シーリング)の打ち替えには注意が必要です。
ダイワハウスのへ外壁材はシーリングの幅や厚みがあるケースが多く、ジョイントも多いのでシーリング工事は非常に重要になっています。
見積もりの時にしっかりと施工内容を確認しましょう。
大和ハウスリフォームの口コミ評判
先日大和ハウスの10年点検を受けました。結果は「屋根・防水シート・外壁目地・外壁・防蟻すべて異常なしだが保証延長のため有料メンテナンス工事が必要」とのことでした。
今後10年間の保証延長のためのリフォーム見積もりを提示されましたが、その内容はオススメの作業込みで約400万overの金額でした。金額も驚きましたが、点検時に質問した答えを用意してきてなかったので後日出直しとなりました。
引用:yahoo知恵袋
ハウスメーカーは建てる時は100年持つ家を売り文句に販売するのに、10年以上たってくると定期的なメンテナンスが重要とリフォームの営業をかけてきます。
白蟻予防など大事なメンテナンスもありますが、言われるがまま塗装などする必要はありません。
構造や間取りを替える大掛かりな工事をする場合はハウスメーカーを選択肢に入れるのは良いと思いますが、塗装や住宅設備、外構などはリフォームの専門業者にお願いしたほうが安くすみます。
本当に必要なの?と不安に感じたらまず相見積もりをとって金額だけでなくプランやアドバイスも聞いて比較検討しましょう。
\まずは優良業者探しから/
提案力の強い会社を揃えています
大和ハウスリフォームのまとめ
積水ハウス同様ハウスメーカーのリフォーム部門なので安心して品質の高いリフォームを売りにしています。
ホームページがわかりにくく、もう少し水回り・断熱工事などのパッケージ商品やアフターサービスをピックアップして掲載した方が良いと思います。
金額はやはり高めなので他のリフォーム会社や工務店と比較する費用があると思います。